田舎に実両親と3世代で住む主婦のブログ

主婦のconです。スローライフはあこがれるけど実際は? 日本株を運用しながら、田舎で3世代同居でのあんなことやこんなことを書いていくブログです。

妊娠中に起こりやすいカンジダ膣炎とは?

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こんにちは。conです。

 

妊娠中のマイナートラブル(嬉しくないトラブル)ってたくさんありますが、

今回は私も苦しんだカンジダ膣炎について、医療的な立場からと、体験談をもとに書いていきたいと思います。

 

 

カンジダ膣炎とは

カンジダ膣炎とは、カンジダアルビカンスという膣内の常在菌異常に増殖することで起こります

常在菌ですからね!!(大事なことなので2回)

どうやって増殖してしまうかは下に書きますが、

知識がない人はびっくりする人もいるようで…

 

 

症状としては、

・外陰部の尋常じゃないかゆみ

ヨーグルトやのような白いおりものが増える

・膣の中が赤くなって腫れる(感覚としては蜂に刺された?って感じにぽってりします…生理中タンポンを入れると痛すぎるので使えないです涙)

 

 

妊娠中は、エストロゲンという女性ホルモンが多くなるので、膣の中の状態が変化し、この常在菌が増えやすくなります。

 

私は忙しかったり疲れるとカンジダをよく発症していたので、妊娠中になったときも「やっぱりなったかー(涙)」って感じでしたが、

初めてカンジダになったときは「なんか絶対変!!病気!?」って困惑しました。

 

 

妊娠中以外にも、免疫が低くなるとこの常在菌が増えやすいので、

疲れや、ステロイドや抗菌薬を長い期間使用していることも

カンジダ膣炎を引き起こしやすくさせます。

全体でみる割合としては少ないですが、性行為でもうつったりします。

男性の場合、尿道が長いので気づかないことも多いんだとか。

 

 

逆に、閉経後の方や卵巣を摘出した方は、このエストロゲンの分泌が不十分になりやすいです。

そうすると、普段は酸性で自浄作用している膣内がほぼ中性になってしまい、感染に弱い状態になります。

その状態では、常在菌が増殖しやすくなってしまい、

萎縮性膣炎(生理でないのに出血する、膣や外陰部のかゆみ、性交痛、ニオイがきつめの黄色いおりもの など)になりやすくなります。

 

エストロゲンが少ないことで発症しているので、

治療としてはエストロゲン製剤の投与を行います。

 

エストロゲン、多すぎても少なすぎてもダメなんですね。

 

 

 

 

赤ちゃんへの影響

赤ちゃんには産道感染(生まれるときに産道を通るときに感染する)します。

感染すると、鵞口瘡(がこうそう)という状態を引き起こします。

鵞口瘡とは…

・生後7日~10日に発症します。

・赤ちゃんのお口の中にミルクのかすのような白い膜が作られます。

 

 

鵞口瘡は命にかかわるものではありませんが、

1500g未満の赤ちゃんだと、感染に対する抵抗力が弱いので、重い全身の感染症になってしまう場合もあります

 

 

 

カンジダ膣炎の治療について

カンジダ膣炎を発症してしまったら、

ミコナゾールという抗菌薬を内服したり(内服薬は妊娠中は避けます)、外用薬(膣材や塗り薬)で治療します。

 

妊娠中であれど、民間療法で治そうとか、自然に治るのを待とうと思わないほうがいいです

 

妊娠中でなくて、自分一人の体であれば、どうぞご自由にって感じですが、

産まれる予定ではなくても産まれる可能性だってゼロではないですからね!

赤ちゃんにリスクがあるならできるだけ早く取り除いてあげたい!

 

産婦人科の先生に相談して、短期間でしっかり治しましょう!!!

 

 

以上、「妊娠中に起こりやすいカンジダ膣炎とは?」でした。では!

 

 

 この記事は「病気が見えるvol.10産科 第2版」180ページ、「病気が見えるvol.9婦人科・乳腺外科 第2版」105ページを参考に書きました。