エディブルフラワー 食用菊の簡単・おいしい食べ方
こんにちは。
東北の田舎で主婦をしているconです。
先日、夫が研修先の農家さんから食用菊をもらってきてくれました。
紫色がきれいな菊です。
私が住んでいる地域ではこの季節になるとよく食べるんだそうです。
給食に出たことはあったけど、実際に家で食べるのは小さい時以来…
菊って関東にいる時は全く食べなかったので、新潟や東北のあたりでだけ食べるんでしょうか?
今でこそ、エディブルフラワーは食べられる花として、おしゃれに料理を彩れることから、レストランなどで使われるのを見かけるようになりましたね。
通販でも販売されていて、今は気軽に手に入ります。
エディブルフラワーが注目される前から、この菊は食用として、地域の人に愛されてきました。
この食用菊は、
山形のあたりでは「もってのほか」や「もって菊」、
新潟のあたりでは「かきのもと」などと呼ばれています。
「もってのほか」という名前は、
「天皇の御紋である菊を食べるなんてもってのほかだ!」とか、
「もってのほか(思ったよりずっと)おいしい!」
みたいな感じで名前がついたんだとか。
「かきのもと」という名前は、
「生垣の根元に生える」とか、
「柿の実が色つく頃に赤くなるから」と言われています。
今回はその食用菊の調理の方法と食べ方をまとめたいと思います。
いただいた食用菊はこんな感じです。紫色の花のとても綺麗ですね。
今回は、簡単で菊の風味がよくわかるおひたしを作っていきます。
まず下処理として、ガクの部分を持って花びらをガクから外していきます。
ガクを捨てて花びらの部分だけ使います。結構地味な作業で、時間がかかりますが、無になってひたすらやるのが好きな人はいいかも!
広げるとこんな感じ。
これを沸騰したお湯にさっとくぐらせます。
さっとですよ!さっと!一瞬だけ!
カラスの行水みたいに!
お湯に触ったら即!ザルにあけます。
ここでもたもたしてると、菊のシャキシャキ感がなくなってしまいます。
水で締めて、手で軽くしぼったら、はい!完成~~~
お醤油をちょっとたらして食べます。
独特の風味と花の香り!シャキシャキの食感がいい箸休めになります。
色どりもきれいなので、食卓を華やかにしてくれます。
醤油じゃなくてポン酢でもおいしい!
おひたしのほかにも、
ほうれんそうなどと胡麻和えにしたり、
ちらし寿司に混ぜたりしてもいいですね!
物によっては苦みがあるものがあるかもしれません。
そんな時は、玉ねぎなどほかの野菜と一緒にかき揚げ風に天ぷらに混ぜれば、
おいしく食べれられると思います。
田舎に住んでみて、食べ物とか変わったな~と思うのですが、
時期のものやその土地のものをよく食べるようになったと思います。
具体的には、この食用菊然り、お漬物や山菜、時期ごとのフルーツなど。
(夫の職業柄もあると思いますが)
季節を食べ物でも感じながら過ごせるのはいいなあと思います。
以上、「エディブルフラワー 食用菊の簡単・おいしい食べ方」でした。
では!